九州大学工学部化学工学科
九州大学大学院工学府化学工学専攻
九州大学大学院工学研究院化学工学部門

Contents

学科長,専攻長からのメッセージ

 

化学工学科長,化学工学専攻長からのメッセージ
三浦 佳子

 

 九州大学大学院化学工学部門へようこそ。

 私は2025年度本学科の学科長を務めています。当学科は、環境、エネルギー、機能性材料、バイオテクノロジー、先進医療などの分野でイノベーションを推進し、持続可能な社会に貢献する伝統を持っています。九州大学は日本のトップ大学の一つであり、工学研究院化学工学科は環境、エネルギー、機能性材料、バイオテクノロジー、先進医療などの分野でリーダーシップを発揮しています。原子・分子レベルから生物学的・グローバルなレベルまで幅広い問題を解決する研究者とエンジニアを育成することを目指しています。

本研究科のミッション・狙い

 私たちのミッションは、物理化学、反応工学、物質移動、流体、生物化学工学などの専門知識からなる化学工学という学問を通じて、原子・分子レベルからグローバルなシステムまで幅広い課題に取り組む研究者とエンジニアを育成することです。学部から修士課程における6年間の一貫教育と博士課程を通じて、グローバルに競争力のある人材を育て、未来社会の基盤を築くことを目指しています。

 

本研究科の研究成果について

 最近の本研究科の成果には、バイオ人工肝臓の開発、抗体医薬の開発、熱プラズマ技術を用いたナノ粒子合成、リチウム電池シミュレーション、二酸化炭素の資源化、固定化触媒の開発による新規有機合成リアクターなどの進展が挙げられます。本研究科では化学工学を活かした、世界レベルの研究成果をあげています。化学工学を通じた、科学技術の発展、持続可能社会への貢献に寄与しています。

 

学生への期待とメッセージ

 九州大学工学部・大学院工学府 化学工学科では、化学工学を学び、サイエンスとイノベーションを推進する力を養います。本学科は科学と工学の基礎、また製造にかかわる基礎的な知見を学べる唯一の学科であることから、最も就職実績が優れています。化学、材料といった分野から製薬、食品、自動車、電機など非常に多くの業種に適応できる力を涵養することができます。学生の皆さんが本学科に参加して、社会に大きな影響を与えることを期待しています。共に未来を切り開きましょう。

 

   

2025年度化学工学科長,化学工学専攻長 三浦 佳子

 

「九大化学工学科長のつぶやき」X(旧twitter

2025年4月 

PAGE TOP