九州大学工学部化学工学科
九州大学大学院工学府化学工学専攻
九州大学大学院工学研究院化学工学部門

Contents

入試情報

大学院入試

[工学府の入試情報] の令和4年度工学府修士課程の学生募集要項をご覧ください。
募集要項(申請様式を含む)は工学部等教務課で配布しています。

試験科目での出題範囲、キーワード等は下記のリンクを参照してください。

(2023年7月15日更新)

試験科目での出題範囲、キーワード等

電卓は試験会場で配布し、試験時間毎に回収・配布します。

 

問い合せ

cheme-inquiry_at_chem-eng.kyushu-u.ac.jp

大学入試情報

 化学工学は、基礎研究を実現化するための架け橋となる学問です。近年では、生命、ナノ材料、環境、エネルギー、宇宙技術などの幅広い分野の発展に不可欠な学問となっています。  4年生になるまでに ・物質の性質を対象とする〈物理化学〉、 ・工業装置内での化学反応を対象とする〈反応工学〉、 ・生物の力を借りた有用物質の生産を対象とする〈生物化学工学〉、 ・物質の混合・分離を対象とする〈物質移動工学〉、 ・熱エネルギーを対象とする〈伝熱工学〉、 ・物質の運動を対象とする〈流体工学〉、 ・工業装置の設計法を対象とする〈装置設計学〉、 ・生産を行うための技術を対象とする〈プロセスシステム工学〉を学びます。  化学工学の専門科目の他にも化学、機械工学、電気・電子工学、材料工学などの広い分野の学問を学びます。  4年生になると、卒業研究のために研究室に配属されます。これまでに学んだことを基礎として、生体材料、電子材料、新規触媒材料といった新材料とその生産技術の開発、高度分離技術の開発、コンピューターを駆使した各種のシミュレーション、エネルギー問題・環境問題に関連した研究、あるいは、人工臓器の開発といった研究テーマに取り組みます。その後、大部分の学生が大学院に進みより高度な専門教育を受けています。また、成績の優秀な学生は3年終了時から飛級により大学院に進学することもできます。 ご質問があれば、メールにてご連絡ください。興味のある研究室の見学も大歓迎です。 (cheme-inquiry_at_chem-eng.kyushu-u.ac.jp)  以下のような研究が行われています。  生命分野では、新規遺伝子導入技術、遺伝子組換え鳥類によるバイオ医薬品生産、副作用のない癌治療技術、臨床用バイオ人工肝臓、機能性生体材料による臓器再生技術などを開発しています。環境・エネルギー分野では、燃料電池、蓄電池、熱利用技術、排ガス処理、化学プラントを対象に、新規合成・分離技術を生み出し、また複雑な現象をシミュレーションにより明らかにし、高性能化に活かすことができます。ナノ材料分野では、有機から無機にわたる幅広い物質系で進めており、ナノメートルのサイズ、形状を制御した材料の開発、それに由来して現れる、新しい物性、現象を検討しています。このように高い専門能力に加え、世界的な視野で合理的に評価、設計する基礎を築くことができます。

PAGE TOP