九州大学工学部化学工学科
九州大学大学院工学府化学工学専攻
九州大学大学院工学研究院化学工学部門

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学科長,専攻長からのメッセージ

化学工学科長,化学工学専攻長からのメッセージ
渡辺隆行

化学工学科,化学工学専攻では環境・エネルギー,材料,バイオテクノロジー・先進医療などに関連する化学と工学の基礎から応用までの幅広い分野をカバーしています。
化学工学科には,工学部Ⅱ群あるいはⅥ群から学部2年後期に進学できます。すべての教育は伊都キャンパスにて行われ,高度な化学や工学の基礎知識と技術を習得するための専門科目を多数準備しています。高等学校等における基礎的教科の履修を通して獲得した知識・技能をもとに,自然科学の原理と法則を理解し,幅広い教養と倫理に加えて,国際的視野を併せ持った技術者,研究者として必要な基礎的能力を身に付けることができます。
化学工学科の学生は,4年生から研究室に所属して1年間の卒業研究を取り組みます。それぞれの研究室では,世界的に注目されている基礎研究,応用研究に取り組み,多くの企業との共同研究,大型のプロジェクトを行っています。研究室に配属された学生は,国内,海外の学会発表,海外の大学との連携,留学や研修を通して,次世代の工学の進歩を担うためのグローバル人材となるための経験を積むことができます。
化学工学科の9割以上の学生は大学院の化学工学専攻に進学し,研究室における研究活動と大学院カリキュラムによって,より高度な知識と研究力の向上に励んでいます。大学院では,化学や工学における多様で複雑なグローバル課題発掘と解決のために,自ら幅広い視野で関連する学問を積極的に専門的な知識や技術を学びます。
化学工学科,化学工学専攻は,もっとも就職実績がよい学科,専攻のひとつです。学部卒業生,大学院修了生は,多くの化学や材料メーカー,製薬,食品関連などの幅広い分野に就職して活躍しています。
化学工学科,化学工学専攻では,皆さんの知的好奇心に答えるための高度なカリキュラムを揃えています。大学における総合的な教養教育や専門基礎教育を受けて自ら学ぶ姿勢を身に付け,多面的に考えることによって,広く深い応用力・創造力・国際性を獲得するための教育・研究に取り組むことができます。これからの環境・エネルギー,材料,バイオテクノロジー・先進医療などの分野におけるグローバルリーダーを目指して想像力と探求心をもつ技術者・研究者として成長することを期待します。

 

   

2024年度化学工学科長,化学工学専攻長 渡辺隆行

 

「渡辺隆行・化学工学科長」X(旧twitter

2024年4月 

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